18日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は8営業日続伸し、前日比45ドル50セント高の1万0,779ドル17セントで引けた。終値は2008年10月1日以来の高値を更新した。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は3営業日続伸となり、同2.19ポイント高の2,391.28で引けた。

 

 同日発表された米経済指標の結果が概ね良好で、市場を支えた。週間の新規失業保険申請件数は前週より減少したほか、フィラデルフィア連銀が発表した3月の同地区の製造業景況感指数は前月に比べ上昇した。

 しかし債務増大に悩むギリシャが、欧州連合(EU)から支援を受けられない場合にはIMFからの援助を求めると発言したことが嫌気され、上値は重かった。

 

 同日の原油先物相場は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)4月物は前日比0.73ドル安の1バレル82.20ドルで引けた。

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