2011年初の取引となった3日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は続伸となり、前週末比93ドル24セント高の1万1,670ドル75セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は反発し、同38.65ポイント高の2,691.52で引けた。

 米供給管理協会(ISM)が同日発表した2010年12月の米製造業景況感指数が57に上昇したことや、2010年11月の米建設支出が予想を上回る0.4%増となったことなどが市場に好感された。

 住宅ローン債権の販売問題が解決したことが明らかになったバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)株価は6.37%上昇して引けた。またアップルは、時価総額が3千億ドルを超え、株価が2.17%上昇して取引を終えた。

 同日の原油先物相場は小幅続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)2月物は前週末比17セント高の1バレル91.55ドルで引けた。終値としては2008年10月以来、2年3か月ぶりの高値となった。

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