13日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅続伸し、前週末比18ドル24セント高の1万1,428ドル56セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は9営業日ぶりに反落し、同12.63ポイント安の2,624.91で引けた。

 中国中銀による利上げが先週末に見送られたことから、金融引き締め政策による同国経済の停滞懸念が払拭され、相場は上昇した。また企業の合併・買収(M&A)が相次いだことも、相場を押し上げた。

 ゼネラル・エレクトリック(GE)は英油田サービスのウェルストリーム・ホールディングスを13億ドル(約1060億円)で買収すると発表した。またデルは外部記憶装置(ストレージ)を手がけるコンペレント・テクノロジーズを一株当たり27ドル75セントの現金で買収すると発表した。

 ただ、同日は相場の上昇による利益確定売りが入りやすく、引けにかけて相場は急落した。

 同日の原油先物相場は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)1月物は前週末比0.82ドル高の1バレル88.61ドルで引けた。

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