20日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前週末比145ドル77セント高の1万0,753ドル62セントと、5月中旬以来、約4か月ぶりの高値で引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は9営業日続伸となり、同33.74ポイント高の2,233.75で引けた。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)を翌日に控え、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加の金融緩和政策の実施に踏み切る可能性があるとの期待感が高まり、相場は上昇した。全米経済研究所(NBER)が、米金融危機は2009年6月に終わったと発表したことも、相場を支えた。

 

 ハイテク株では、米データ保存装置メーカーのネティーザを17億ドルで買収すると発表したコンピューターサービス大手IBMが買われた。同社株価は、前週末比1.2%上昇し、一株131.79ドルで取引を終えた。

 同日の原油先物相場は5営業日ぶりに反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)10月物は前週末比1.20ドル高の1バレル74.86ドルで引けた。

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