この新しい経済特区は、サウジアラビア政府および業界大手のアラムコ、Lamprell、Bahri、現代重工業の支援を受けて、中東・北アフリカ地域最大の造船所と、主要な海洋ハブを提供します。

(ビジネスワイヤ) -- ラス・アルハイル経済特区(SEZ)は、大手海洋企業とのパートナーシップを活かし、サウジアラビア政府からの安定した支援を受けて、グローバルの投資を誘引します。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20240715018305/ja/

Ras Al-Khair Special Economic Zone Investment with International Partnerships in Maritime Industry and Offshore Cluster (Photo: Business Wire)

中東・北アフリカ地域最大の造船所である

King Salman Complex for International Maritime Industries and Services(サルマン国王国際海洋産業・サービス・コンプレックス)は、同地域最大の造船所であるだけでなく、技術でも最先端となることを目指しています。この造船所は、造船、修理、海洋リグの製造と修理、AIやIoT、再生可能エネルギーといった最新のテクノロジーの活用に注力します。さらに、完全に統合された海洋クラスターは、エンドツーエンドの海洋サプライチェーンを現地化することを目標としています。

同地域において高まる海洋アプリケーションの需要に応えるために、SEZ内で以下の4つの主要な事業体が設立されました。

  • International Maritime Industries(IMI)は、アラムコ、Lamprell、Bahri、現代重工業(HHI)によるジョイント・ベンチャーです。
  • Saudi Engines Manufacturing Company(MAKEEN)は、アラムコ、HHI、Saudi Arabian Industrial Investments Company(Dussur)によるジョイント・ベンチャーです。
  • McDermott Arabia Company Limitedは、McDermott Internationalの完全子会社です。
  • Aramco-Baosteel鋼板製造工場は、アラムコとBaoshan Iron & Steel Company Limitedによるジョイント・ベンチャーです。

IMIは、パートナーであるアラムコおよびBahriと、総額100億米ドルに及�購入契約を既に獲得しており、10年にわたり20基のリグと52隻の船�を供給します。これは、Bahriがこの期間に必要とする商用船�の少なくとも75%をカバーします。

海外の投資�に対する�争力のあるインセンティブ

ラス・アルハイル経済特区の投資�は、最先端の海洋およびオフショア・クラスターを構築するというサウジアラビアの野心的な目標に向かって加速し、エンドツーエンドのサプライチェーンの現地化に貢献し、地域の船�の修理と保全のためのドッキング・ハブを構築する上で極めて重要な役割を果たすことになります。

同経済特区は、投資�に向けて�争力のある幅広いインセンティブを提供します。その中には、最長20年間の法人税5%、特区内の商品の関税を0%にする優遇措置、利益の本国送金に対する源泉所得税0%、経済特区内および特区との間で取引された特区内商品に対する付加価値税0%などがあります。こうしたインセンティブは、国内外の投資�を誘引するよう設計されており、同経済特区がビジネスに適した環境であるとのアピールを強化します。

Ras Al-Khair City for Mining IndustriesのCEOであるAhmed M. Hassan氏は、次のように強調します。「ラス・アルハイル経済特区は、その急速な成長とペルシア湾の中央という独自の立地から、戦略的投資のための重要なグローバル・ハブへと変革しつつあります。国内および海外の投資�は、最大規模かつ技術的にも最先端の造船所にアクセスできるだけでなく、将来の海洋能力を構築するために必要な材料も手にすることができるのです」

地域の成長を支えるコネクテッド・ハブは、8万人もの雇用を創出

同経済特区は、王国で最も新しい産業港であり、KSAノースイースト・レール・リンクおよびキング・ハーリド国際空港と接�されているラス・アルハイル港の隣というその戦略的立地から恩恵を受けています。この良好な接�により、効率的な商品や人の輸送が促進され、同経済特区の誘引力がさらに強化されています。

同経済特区と、サルマン国王国際海洋産業・サービス・コンプレックスの発展は、王国の経済の多様化を目指して策定された、サウジアラビアのビジョン2030と不可分です。サウジアラビアの経済成長は、2019年第4四半期からの累計で7.2%と堅調であり、失業率は5%以下に低下しました。同経済特区は、海洋産業の目標規模である年間140億米ドルの達成と、直接・間接業務あわせて8万人を�える雇用の創出を目指しています。

「ラス・アルハイルのようなプロジェクトは、最新のサステナブルな海洋および物流拠点を構築することで、王国がグローバルな投資対象になるという意欲的な取り組みを先導しています」と、Ahmed Hassan氏(RCMIのRC CEO)は述べています。

ラス・アルハイルに関する詳細は、以下をフォロー/アクセスしてください: https://www.raksez-info.com/en/

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contact an investment advisor or request additional information via raksez.info@RCJY.gov.sa