8日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は大幅反落となり、前週末比634ドル76セント安の1万0,809ドル85セントで引けた。終値は昨年10月以来、約10か月ぶりの低水準、下げ幅は2008年12月以来の大幅なものとなった。

 ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は3営業日続落し、前週末比174.72ポイント安の2,357.69で引けた。

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先週末、米国債を格下げしたことを受け、序盤から相場は急落。オバマ米大統領が取引時間中に「市場は上昇したり、下落したりするものだ。格付け会社がなんと言おうとも、米国はこれまで、そしてこれからも常にトリプルAの国だ」と発言したが、相場への目だった影響は見られなかった。

 同日の原油先物相場は大幅反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)9月物は前週末比5.57ドル安の1バレル81.31ドルで引けた。

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