6日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比25ドル58セント安の1万1,697ドル31セントで引けた。一方、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は小幅続伸となり、同7.69ポイント高の2,709.89で引けた。

 同日の相場は、翌日に控えた米雇用統計の発表を前に様子見ムードが漂った。また週間の米新規失業保険申請件数が上昇したことや、昨年12月の米小売各社の既存店売上高が予想を下回る結果となったことを嫌気し、ダウ平均は下落した。12月の売上高が軟調に終わったターゲットやギャップはそれぞれ株価が6.80%下落、6.88%下落して取引を終えた。

 ハイテク株では、半導体メーカーのNvidiaがマイクロソフトと提携すると発表したことを受け、株価が13.84%急上昇したことが下支えした。

 同日の原油先物相場は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)2月物は前日比1.92ドル安の1バレル88.38ドルで引けた。

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