31日のニューヨーク株式市場は反発。ダウ工業株30種平均は前週末比68ドル23セント高の1万1,891ドル93セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同13.19ポイント高の2,700.08で引けた。

 エクソンモービルが2008年以来の好調な四半期決算を発表したことが好感され、同社株価は2.1%上昇した。エネルギー株を中心に買いが入りやすくなった。

 また2010年12月の米個人消費支出(PCE)が予想以上に増加したことも、相場を支えた。

 同日の原油先物相場は大幅続伸。エジプト情勢の緊迫化を受け、原油の輸送に欠かせないスエズ運河の通行懸念が市場で高まり、原油相場は3%近く上昇した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)3月物は前週末比2.85ドル高の1バレル92.19ドルで引けた。

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