28日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに大幅反落し、前日比166ドル13セント安の1万1,823ドル70セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は5営業日ぶりの反落となり、同68.39ポイント安の2,686.89で引けた。

 反政府デモが起こるなど、エジプトの情勢が悪化していることが市場心理を冷やした。また予想を下回る企業決算の発表が、相場の重しとなった。

 79%の四半期減益を発表した米フォード・モーターは、13.4%減の一株16.27ドルで引けた。また、四半期の業績は好調だったものの、高い市場予想に届かなかったアマゾン・ドットコムは、7.2%減の一株171.14ドルで取引を終えた。

 同日の原油先物相場は大幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)3月物は前日比3.70ドル高の1バレル89.34ドルで引けた。

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