5日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に6営業日続伸し、前日比9ドル24セント高の1万1,444ドル08セントで引けた。終値は2008年9月8日以来の高水準となった。

 ハイテク株中心のナスダック総合株価指数も小幅に4営業日続伸となり、同1.64ポイント高の2,578.98で引けた。終値は、2008年1月3日以来の高水準を記録した。

 米労働省が発表した10月の雇用統計で、非農業部門の就業者数が予想の倍以上となる前月比15万1千人増加となり、5か月ぶりにプラスに転じたことが好感された。ただ失業率は9.6%の高水準が維持され、相場は伸び悩む結果となった。

 

 企業別では、好調な四半期決算を発表したスターバックスが3.76%上昇した。一方、予想を下回る四半期決算を発表したクラフトフーヅは、2.23%下落して引けた。

 同日の原油先物相場は小幅に5営業日続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)12月物は前日比0.36ドル高の1バレル86.85ドルで引けた。

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