31日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前日比4ドル99セント高の1万0,014ドル72セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は小幅に続落となり、同5.94ポイント安の2,114.03で引けた。

 8月の米消費者信頼感指数が予想を上回る結果となったことが好感され、朝方に相場は上昇した。しかし午後に米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、委員らが追加の景気対策の必要性を認識していることが明らかにされ、米景気先行きへの不安が改めて意識された。相場は下落し、ダウ平均の上昇幅は小幅に縮まって引けた。

 同日の原油先物相場は大幅続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)10月物は前日比2.78ドル安の1バレル71.92ドルで引けた。

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