17日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は7営業日続伸。前日比47ドル69セント高の1万0,733ドル67セントで引けた。終値は2008年10月1日以来、約1年5か月ぶりの高値をつけた。

 ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は続伸となり、同11.08ポイント高の2,389.09で引けた。終値は2008年8月28日以来、約1年7か月ぶりの高値となった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が前日に現行の超低金利を維持すると発表したことや、2月の卸売物価指数が7か月ぶりの大幅下落を記録したことでインフレ懸念が緩和されたことが相場を支えた。

 同日の原油先物相場は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)4月物は前日比1.23ドル高の1バレル82.93ドルで引けた。

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