東京市場は軟調か。米国株は感謝祭で休場。欧州株は軟調な展開となった。前日22日の米国株はまちまちの動きであった。為替市場では円高が進行しており、ドル円は足元で111円20銭近辺と、111円台前半で推移している。外部環境は総じてアゲインストで、日米の祝日後の週末で薄商いが想定される中、買いが手控えられる展開を予想する。

 円高を嫌気して売り先行となりそうではあるが、米国ではブラックフライデーで大型商戦に突入することや、日本株も押し目での買い意欲は強いと想定されることから、売り一巡後には下げ渋ると考える。下値としては5日線(22389円、22日時点)が意識されるとみる。新たな手がかりには乏しい地合いであることから、序盤で落ち着きどころを探った後は動意に乏しい展開が続くと予想する。日経平均の予想レンジは22350円−22450円。