東京市場はもみ合いか。欧州株は薬品株が上昇してしっかり。米国株はまちまち。バイオ関連に買いが入った一方、原油の下げ止まりを受けてもエネルギー株が弱く、ダウ平均とS&P500は下落となった。ドル円は小動きで足元では111円20円近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円高の20100円、ドル建ては65円高の20135円で取引を終えた。
材料難で海外動向次第の状況だが、その海外も方向感に乏しく、上にも下にも動きづらい地合いとなりそうだ。原油安への警戒が残ることや週末要因などを鑑みると、上が期待しづらい一方、今週の日経平均は2万円台での値固めが進んでおり、売り込む要素も少ない。きのう同、前日終値近辺での小動きを予想する。日経平均の予想レンジは20050円−20180円。