東京市場は軟調か。欧州株は資源株やエネルギー株の下落が響き下落。米国株はまちまちで、ダウ平均は30年ぶりの10連騰を記録した。ドル円は円高基調が継続し、足元では112円70銭台で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて75円安の19285円、ドル建ては65円安の19295円で取引を終えた。ダウ平均だけは元気が良いが、海外要因は総じてネガティブで、特に円高進行は今の日本株には相当な重荷。ドル円は米国の3月利上げの可能性が低下したことで、25日線上抜けトライに失敗した格好となっており、目先は円高圧力が強まりそうな印象。週末でもあり、上値が重い時間帯が続くと考える。一方、13週線が走る19200円どころはこれまで何度もサポートとなっており、下はこのあたりまでか。今週は前場に弱く、後場持ち直すという動きが続いているが、きょうも同様に、序盤で下を試して徐々に下げ渋る展開を予想する。日経平均の予想レンジは19180円−19350円。