本日のマザーズ市場では、前日軟調だった時価総額上位銘柄が反発し、指数を支えた。<br/>前日まで上昇の目立っていた銘柄には利益確定売りが広がったものの、直近の調整で過熱感の薄れた銘柄などに買いが入り、循環物色の流れが続いていることが窺えた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1193.07億円。騰落数は、値上がり105銘柄、値下がり110銘柄、変わらず13銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのアカツキ<3932>が大幅続伸した。一部証券会社による目標株価の大幅引き上げを受けて前日ストップ高となった流れが続いた。また、WASHハウス<6537>、エルテス<3967>、サイバーダイン<7779>などが上昇し、SOSEI<4565>やマイネット<3928>もしっかり。サイバーダインは「日本ベンチャー大賞」を受賞したと伝わっている。JMC<5704>はストップ高水準まで買われた。一方、イグニス<3689>、アスカネット<2438>、エボラブルA<6191>などが軟調で、モブキャス<3664>やFFRI<3692>も小安い。また、本日から日々公表銘柄に指定されたHMT<6090>が急反落し、マザーズ下落率トップとなった。<br/>

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