ポイント・アンド・フィギュア
ポイント・アンド・フィギュアは価格線の上に赤の○と青の×で表示されます。この○と×で柱を作り、それぞれ○または×どちらか一方のみで構成されます。青の×は上昇を示し、赤の○は下降を示します。チャート上の赤の○と青の×の柱は交互に繰り返されます。
連行足と同様に、ポイント・アンド・フィギュアは株価にのみ重きを置き、時間は考慮されません。この指標は不要な株価の変動を除去し、重要な株価トレンドに焦点を置きます。さらにサポートとレジスタンスの位置を見極めるのにも使用することができます。株価がこれらをブレイクまたは割ると売り/買いのサインとなります。
この指標ではその時チャート上に表示されている値で算出されます。ですので、表示を変更(例:日足→月足)すると自動的に適切なマス目の大きさと転換値が再算出されます。また、マス目の大きさと転換値は、編集ボタンから手動で数値を変更することができます。マス目の大きさは価格単位を示しています。
変数:マス目の大きさ、転換値(リバーサル)、recalc boc size(マス目の大きさを初期化)
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
ポイント・アンド・フィギュア

ポイント・アンド・フィギュアの使用例 (チャートはLSE:BARC)
解説:
柱の高さは株価変動を表し、幅はトレンドの長さを示します。各○と×の高さは変わらず、幅のみ変わります。株価に変動が少ないと時間尺度は密になり、変動が大きいと疎になります。
株価が選択した値幅(マス目の大きさ)を上回る、また下回ることで、○や×が足されていきます。”Recalc box size”(マス目を初期化)ボタンを押すことで、マス目の大きさを初期値にリセットすることができます。
ポイント・アンド・フィギュアでは、設定された値幅の半分の値の変化では新しいマス目は描かれません。リバーサル(転換値)はトレンドを転換させるマス目の数を設定します。
図解:

上の図はポイント・アンド・フィギュアと株価を表示した例と、それらが示すサインです(チャートはLSE:BARC)
パターンとライン:
下記の図をご覧ください:
1) 強気の買いシグナル
X <--- 買い
X X
XOX
XOX
O
2) 上昇トレンドと(より)強気の買いシグナル
X <--- 買い
X X
OXOX
OXOX
O
3) 売りシグナル
X
OXO
OXO
O O
O <--- 売り
4) 下降トレンドと(強気の)売りシグナル
X
XOX
XOXO
OXO
O O
O <--- 売り
5) 支持線(株価の上昇を示唆する)
X
X XO
X XOXO
XOXOXOX
XOXOXOXO
XOXO OXOXO
O OXOXO
O O O
+ + + 支持線(サポート・ライン)
6) 抵抗線(売りが買いを上回るライン)
+ + + 抵抗線(レジスタンス・ライン)
X X X
XOXOXO
XOXOXOX
XOXOXOXO
XOXO OXOX
O O O
7) 上昇トレンド
+
+ X
+ X XO
X XOXO
XOXO O
XO
8) 下降トレンド
X
X X XOX
XOXOXOX
O OXOX
+ O OX
+ O
+
パターンとライン:

上の図はポイント・アンド・フィギュアはと株価を表示した例と、それらが示すサインです(チャートはLSE:BARC)