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国債

国債とは

国債は、政府から発行される債券である。国債を購入する場合、その債券を発行した政府にお金を貸することとなる。国債を購入すると、国によって債券購入額 (元本) を返済されることが保証され、また、特定の利率で利子が支払われる。

先進国から発行される国債の多くはとても安全であると考えられているが、多くの発展途上国の国債は相当な危険を伴う。なぜなら発展途上国は会社のようにデフォルトに陥る可能性が高いからである。

 

国債に投資することのメリット・デメリット

債券は、古典的かつ保守的な投資である。危険性は低く利益も低いので、適度な収入が得られる。日本国債に関しては、政府によって全て保証される。そして日本国債は全て国によって保証されている。そのためリスクをあまり取りたがらない投資家や、積極的にリスクを取り、リスク分散のための投資先を求める投資家達に人気である。

日本国債は信用リスクが低く、また流動性に優れた国債であることも人気の理由だ。

メリットとデメリットとして下記が挙げられる:

 

メリット

予測可能な金利変動

債券投資では、株式投資に見られるような変動性は見られないだろう。債券は償還期間に渡り、あらかじめ決められた利子が支払われるのだ。

 

銀行預金より優れた金利

一般的に、債券の金利は預金金利よりも高く設定されている。預金があり、その預金をすぐに使用する予定がないのであれば、単に銀行にお金を預けるより債券に投資することで大きなリスクを取ることなく、比較的よいリターン(収益)を得ることができるだろう。

 

仲介手数料や取引手数料が不要

大抵の場合、債券は発行体から直接購入することができるため、購入の際に手数料などが掛からない。国債や地方債の場合、政府や地方公共団体から直接債券を購入することになる。

 

安全性

国債投資における最大の利点はその安全性である。国債に投資しても国家が破綻しない限り、お金を失うことはない。

非常に稀なケースとして、地方債がデフォルトを起こした事例もある。有名なのが米国デトロイト州のデフォルトであるが、日本の地方債は米国に比べれば比較的安全と言える。

 

デメリット

投資によるリターンが低い

ボラティリティ (変動性) やデフォルトについてあまり心配する必要がないということは、債券のリターンはあまりよくないということだ。長期の投資を考えた時に、ただ単にさまざまな種類の株式に投資するだけの方がより多いリターンを望める可能性もあるが、それらは投資期間中に大きな価格変動も起こりうる。

 

政治的リスク

国債において、元本と利子の支払いは政治的リスクに左右される。

また、発行済債券に対して、政府が利子の支払いを停止したり、利率を減らしたりすることもある。もちろん多くの投資家はそのようなことが起こることは想定していない。しかしながら、30年などの超長期国債ともなると保有期間中にそのようことが起こることも想定しておく必要がある。

 

マークアップ

証券ディーラーやブローカー(株式仲買人)を通して国債を購入する投資家は、ブローカーの提示する価格や利回りで購入することになる。証券ディーラーやブローカーは公開市場で債券を購入し、自身の利益として債券価格に価格を上乗せし、投資家に販売する。債券マークアップは投資家の利回りを減らしてしまうことになる。少ない量の国債を買う債券投資家は、マークアップ率が高くなることで更に利回りが減少する。更に、債券を売りたい投資家は流通市場価格より安い価格で売ることとなり、そこにディーラーに支払うマージンが加算される。

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