東京市場は軟調か。休場明けの米国株が下げており、買いが入りづらい展開を予想する。ドル円は足元で113円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて20円高の22870円、ドル建てが60円高の22910円で取引を終えた。

 米国は下げたといっても小幅安ではあるが、「iPhone X」の出荷見通し引き下げが伝えられたアップルが大きめの下げとなっており、電子部品株へのネガティブ影響が警戒される。とはいえ、今年もあと残りわずかで、米国株も動意薄で買いが手控えられることは一定程度織り込み済みであろうから、極端に悲観色が強まる展開も想定しづらい。米国株安で23000円をブレークするような材料に乏しい分、上は重いと考えるが、下値も限定的と考える。日経平均の予想レンジは22800円−22930円。