東京市場は上昇か。欧米株はそろって上昇。地政学リスクが和らぎ、市場のセンチメント改善で押し目買いが入った。ドル円もこの流れを受けてドル高・円安の動きで、足元では109円60銭近辺で推移している。CME225先物は大証日中終値と比べて140円高の19480円、ドル建てが145円高の19485円で取引を終えた。

 朝鮮情勢には特段新たなネガティブ材料は出ておらず、日本株も欧米株高を素直に好感して上昇する展開が想定される。ただし、上では19500円どころが壁になりそう。5日線も19535円に位置しており、この辺りでは戻り売りも出てきやすい。CME225先物に寄せて初動で19500円近辺まで戻した後は、指数はもみ合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19400円−19550円。