本日のマザーズ市場では、日経平均が下げ幅を広げるとともにマザーズ指数も軟化する場面があったものの、おおむねしっかりした展開だった。値動きの軽い中小型株の循環物色が続いた。ただ、前週まで上昇の目立った銘柄の一角では利益確定の動きも見られ、上値の重しとなった。なお、マザーズ指数は6日続伸、売買代金は概算で1475.30。騰落数は、値上がり94銘柄、値下がり130銘柄、変わらず5銘柄となった。<br/> 個別では、上場3日目のレノバ<9519>がマザーズ売買代金トップで続伸。モバファク<3912>、アスカネット<2438>、グリーンペプ<4594>、マイネット<3928>も上昇した。矯正歯科向け遠隔診療ソフトについて報じられたメディカルN<3645>、開発中ゲームのコラボ企画を発表したサイバーS<3810>、テレビ番組出演が迫った海帆<3133>はストップ高まで買われた。また、GNI<2160>が連日でストップ高比例配分となり、前週末に初値を付けたユナイテッド&コレク<3557>もストップ高比例配分となった。一方、アカツキ<3932>、SOSEI<4565>、JMC<5704>、リファインバス<6531>などが下落。また、モルフォ<3653><br/>は証券取引等監視委員会が同社役職員に対する課徴金納付命令を勧告し、マザーズ下落率トップとなった。<br/>

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