本日のマザーズ市場では、前日までの下落に対する買い戻しや押し目買いの動きが先行した。直近IPO銘柄の一角などで物色も活発となり、前場のマザーズ指数は堅調に推移した。しかし、後場に入り日経平均が下げ幅を広げると、マザーズ指数もリスク回避の動きから急速に値を崩した。なお、マザーズ指数は小幅に3日続落、売買代金は概算で1008.56億円。騰落数は、値上がり79銘柄、値下がり139銘柄、変わらず11銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのマイネット<3928>が大幅続落したほか、キャリア<<br/>6198>、エボラブルA<6191>、Jストリーム<4308>などが下落。ミクシィ<2121>も小安い。<br/>足元利益確定の流れとなっているリネットジャパン<3556>、第3四半期決算を発表して材料出尽くし感が広がったMS−Japan<6539>はマイネットとともに下げが目立った。また、ドリコム<3793>が11%超安でマザーズ下落率トップだった。一方、直近IPO銘柄のシャノン<3976>がリリースを手掛かりにストップ高まで買われた。WASHハウス<6537>など決算期待の高い直近IPO銘柄にも物色が向かった。その他、アカツキ<3932>、SOSEI<4565>、エルテス<3967>、グレイス<6541>、UNITED<2497>などが上昇した。<br/>

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