<br/><br/>【新興市場もリスク回避の売り優勢、田中化研などは強い値動き続く】12日(月)<br/><br/>■概況■2476.64、-13.46<br/>12日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均とJASDAQ-TOP20が反落、J-Stock Indexが続落となった。値上がり数は145、値下がり数は420、変わらずは75。米株安や日経平均の大幅反落を受けて、新興市場でもリスク回避の売りが広がった。ただ、材料株の一角は前週に続き物色を集め、強い値動きを見せた。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>前週から信用規制が実施されている極楽湯<2340>やアエリア<3758>、本日より規制が強化されたシライ電子<6658>などが利益確定売りに押され、下げが目立った。また、FVC<8462>が13%安でジャスダック下落率トップだった。同社は8日引け後に新株予約権発行による資金調達を発表しており、前週末は引けにかけて急速に切り返す動きを見せていた。その他、セプテーニHD<4293>、ユニバーサル<6425>、平田機工<6258>などが軟調だった。一方、売買代金上位の田中化研<4080>は上値追いの展開が続いた。新作ゲームが材料視され人気化しているベクター<2656>はストップ高まで買われ、アスコット<3264>、小田原エン<6149>などが10%超高となった。その他、ブロッコリー<2706>、日本ラッド<4736>、北川精機<6327>などが上昇した。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【前日下落の反動で上昇も上値追い限定的】13日(火)<br/><br/>■概況■2483.89、+7.25<br/>13日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexともに反発となった。値上がり数は324、値下がり数は223、変わらずは86。JASDAQ平均は高寄りスタート後、狭いレンジでのもみ合いが続いた。米国株高で安心感、前日に下げた反動が先行する形となったが、日経平均の伸び悩みもあって、上値追いの動きは限られた。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>EAJ<6063>がストップ高、中国に「訪日治療相談支援センター」立ち上げと伝わったことが材料視される。サムシングHD<1408>もシノケンG<8909>との資本業務提携を好感でストップ高。ベクター<2656>は新作ブラウザゲームを期待材料に需給主導での上昇が続く。アスコット<3264>、小田原エン<6149>、日本ラッド<4736>などが続伸、ヒロセ通商<7185>も上昇。半面、ブロッコリー<2706>、北川精機<6327>などは急反落。アエリア<3758>、FVC<8462>、田中化研<4080>が大幅下落。JASDAQ-TOP20では、ベクターのほか、インフォコム<4348>、Sケアメッセ<2400>などがしっかり。一方、田中化研のほか、ハーモニック<6324>がさえない。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【上値追いの勢いは急速に低下へ】14日(水)<br/><br/>■概況■2473.82、-10.07<br/>14日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexともに反落となった。値上がり数は168、値下がり数は370、変わらずは87。JASDAQ平均は安寄り後も軟化、前引けにかけていったん下げ渋ったものの、後場中頃からは再度下げ幅を広げていった。日経平均の上値の重い動きなどで投資マインドが低下、とりわけ、本日は商いを伴って上昇した銘柄が少なくなっている。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>アサカ理研<5724>にバラスト水処理関連として物色が向かう。エキサイト<3754>はイード<6038>の大株主であることに再注目する向きも。サムシングHD<1408>、ベクター<2656>などは連日の上昇。アナリストの高評価で鈴茂器工<6405>も強い動き。半面、アスコット<3264>、小田原エン<6149>、日本ラッド<4736>などは連日急伸の反動で急反落。EAJ<6063>も大幅に反落。北川精機<6327>、アエリア<3758>、田中化研<4080>なども大幅続落。JASDAQ-TOP20では、ベクターのほか、インフォコム<4348>が堅調。一方、田中化研のほか、ユビキタス<3858>、クルーズ<2138>、メイコー<6787>がさえない。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【中小型株にも買い意欲は強まらず利食いに押される】15日(木)<br/><br/>■概況■2462.70、-11.12<br/>15日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20は続落、J-Stock Indexは反発となった。値上がり数は180、値下がり数は362、変わらずは89。JASDAQ平均は小安くスタートした後、後場寄りにかけて下げ幅を広げていく。後場は安値圏でのもみ合いが続いた。日経平均がさえない動きとなるなかで、中小型株にも買い意欲は強まらず、直近上昇銘柄を中心に利食い売りが優勢となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>IGポート<3791>が新作VRコンテンツやネット通販サイト開始を発表で急伸。リプロセル<4978>は味の素<2802>のiPS細胞向け培養液を米国で販売開始と伝わる。サムシングHD<1408>は連日の急伸で、日アイエスケイ<7986>はマイナス金利が思惑視される。半面、ヒロセ通商<7185>は8月度営業収益の前年同月比約16%減がマイナス視され、オービス<7827>は業績上方修正も期待値に届かず出尽し感強まる。ベクター<2656>、鈴茂器工<6405>は大幅反落、日本ラッド<4736>、田中化研<4080>などは大幅続落。JASDAQ-TOP20では、インフォコム<4348>、マクドナルド<2702>が堅調。一方、ベクター、田中化研のほか、ザイン<6769>がさえない。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【堅調推移も売買代金低水準で盛り上がりに欠ける】16日(金)<br/><br/>■概況■2469.56、+6.86<br/>16日(金)のJASDAQ市場では、、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20は反発、J-Stock Indexは続伸となった。値上がり数は329、値下がり数は233、変わらずは86。JASDAQ平均は小高く寄り付いた後に、緩やかに上げ幅を広げていく展開になった。日経平均の上昇に連れ高となる形に。ただ、マザーズ指数は伸び悩み、JASDAQ市場でも売買代金が低水準にとどまるなど、中小型株へ資金シフトが強まった印象は乏しい。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>コスモ・バイオ<3386>が急伸、ノーベル賞に絡んだ思惑買いが続く。豊洲市場の土壌汚染対策を巡り環境関連に思惑が強まり、環境管理<4657>も大幅高。IRジャパン<6035>、ユビテック<6662>、ハーモニック<6324>なども強い動き、アイレックス<6944>も急伸。半面、IGポート<3791>、リプロセル<4978>、サムシングHD<1408>、日アイエスケイ<7986>など前日にかけて買われた銘柄は利食い売りに押される。ヒロセ通商<7185>、ベクター<2656>、田中化研<4080>などは大幅続落。JASDAQ-TOP20では、ハーモニックのほか、ユビキタス<3858>、セリア<2782>がしっかり。一方、ベクター、田中化研のほか、インフォコム<4348>もさえない。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>

<TM>