11時00分現在の日経平均株価は16588.50円(前日比86.95円安)で推移している。7日の米国株式市場は高安まちまちだった。ただ、シカゴ日経225先物清算値は16710円となり、これにサヤ寄せする格好で日経平均は47円高からスタートした。週末のメジャーSQ(先物・オプション特別清算指数)を控えて日経225先物はロールオーバー中心の相場展開で、寄り付き後の日経平均は16700円を挟んだ水準で推移した。しかし、為替市場で1ドル=106円台後半まで円高が進むとともに、日経平均も弱含みとなっている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>、ソニー<6758>、KDDI<9433>などが軟調。前日に有機EL関連として急伸したVテク<7717>もマイナス圏で推移している。村田製<6981>は2%超の下落に。また、前日決算発表したイーブック<3658>や、enish<3667>、日ゼオン<4205>などが東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、小野薬<4528>、NTTドコモ<9437>、コマツ<6301>などがしっかり。ピジョン<7956>やスズキ<7269>は2%前後上昇している。第1四半期の業績予想を開示したルネサス<6723>は急伸。また、子会社ブランジスタ<6176>の急伸に連れ高となっているNEXYZ.<4346>や、ワイエイシイ<6298>、丸和運輸機関<9090>などが東証1部上昇率上位となっている。


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