EMA
指数平滑移動平均
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指数平滑移動平均は単純移動平均とは異なり、古い期間よりも最近の期間に比重が置かれています。また、期間が古くなるほどその重さが減ります。そのため、指数平滑移動平均は単純移動平均より早く株価の動きに反応します。上昇トレンドの際は、指数平滑移動平均が単純移動平均より素早く動くのを見ることが出来ます。
しかし指数平滑移動平均は時々間違ったサインを発することを覚えておいてください。また、単純移動平均と同様、期間、オフセットを変更することが出来ます。
変数:期間、オフセット
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
指数平滑移動平均
指数平滑移動平均の使用例 (チャートはLSE)
解説:
計算式:
EMA(n日間) 1日目 = (c + c1 + c2 + ・・・cn) ÷ n
EMA(n日間) 2日目以降 = 前日の平均値 + α(c - 前日の平均値)
*c = 当日の価格
*α = 2 ÷ (n + 1)
単純移動平均と同様、指数平滑移動平均が株価のラインを上抜けすると買いシグナル、下抜けすると売りシグナルになります。
指数平滑移動平均のクロスオーバー
E上の図は指数平滑移動平均が株価と交差する例と、その交差点が示すサインです(チャートはLSE)