6日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。米雇用統計やイタリア国民投票など重要イベントを終え、ドル買いが入りやすい地合い。<br/><br/>ドル・円は113円95銭を付けた後は、日経平均株価の上げ幅縮小を受けドル買い・円売りはいったん後退。ただ、来週の連邦準備制度理事会(FRB)による利上げを見込んだ買いが入りやすく、ドルは下げ渋った。<br/><br/>前週末の米11月雇用統計やイタリア国民投票などを終え、イベント・リスクが後退しており、やや円売りに振れやすい地合いといえそうだ。<br/><br/>ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、午後も株高継続を期待したドル買い・円売りで114円回復を目指す値動きとなりそうだ。ただ、売り圧力も観測され上値は重いだろう。<br/><br/>ここまでのドル・円の取引レンジは113円50銭から113円95銭、ユーロ・円は122円12銭から122円60銭、ユーロ・ドルは1.0750ドルから1.0770ドルで推移した。<br/><br/><br/><br/>【要人発言】<br/>・イングリッシュNZ財務相<br/>「国民党の党首選に出馬」<br/><br/><br/>【経済指標】<br/>・10月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+0.1%(予想:+0.2%、9月:0.0%)<br/>・豪・7-9月期経常収支:-114億豪ドル(予想:-135億豪ドル、4-6月期:-155億豪ドル)<br/><br/>

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