東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。米国では4-6月期決算や先週の雇用統計を好感する流れが継続してダウ平均は10連騰。9日連続で史上最高値を更新し、S&P500も高値を更新した。ドル円は足元で110円70銭近辺で推移しており、円建てのCME225先物は大証日中終値と比べて10円高の20050円、ドル建てが15円高の20055円で取引を終えた。

 米国株の強い動きを受けて、良好な地合いが継続すると予想する。ドル円に関してはブラード米セントルイス連銀総裁のハト派的発言もあり上値が抑えられてはいるものの、きのうの取引時間の水準とほぼ変わらず。1Q大幅営業増益も純利益が大幅減であったソフトバンクGはADRでは上昇しており、好決算銘柄など材料のあるものを中心に、個別物色が旺盛になると考える。指数は場中は小動きとなる日が多く、きょうも大きな動きは出づらいとみるが、TOPIXに関しては連日の高値更新も期待でき、総じて売りが出づらい展開になると予想する。日経平均の予想レンジは20000円−20150円。