東京市場は堅調か。注目の米6月雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回り、米国株は主要3指数がそろって上昇した。為替市場でもドル高基調が強まり、ドル円は114円台を回復する場面もあった。円建てのCME225先物は大証日中終値と比べて70円高の20020円、ドル建てが110円高の20060円で取引を終えた。日本株は円安と米国株高を好感して買い優勢の展開が見込まれる。米雇用統計がポジティブな結果となった上に、今週は12日にイエレンFRB議長の議会証言を控えており、世界的に楽観ムードが強まる可能性が高い。日経平均は先週後半は2万円がやや重かったが、週初から2万円台回復が期待できることから下値不安が和らぎ、強い地合いが続くと予想する。予想レンジは20000円−20200円。