11時00分現在の日経平均株価は19223.84円(前日比26.68円安)で推移している。13日の米国市場ではNYダウが114ドル高となるなど、主要株価指数が揃って最高値を更新した。為替相場も1ドル=115円台と円安推移しており、本日の日経平均はこうした流れを受けて19円高からスタートした。しかし、今晩予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に手控えムードが広がっているほか、連日の株価上昇を受けた利益確定の動きもあり、足元では小幅安水準でのもみ合いが続いている。<br/><br/>個別では、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>などが小安い。空売り筋のレポートを受けて前日急落したSMC<6273>、東欧5ヶ国のビール事業買収を正式発表したアサヒ<2502>、三菱商事<8058>や伊藤忠<8001>などの商社株は2%超の下落。また、年間配当金に失望感の広がったアサツーDK<9747>や一部証券会社の投資評価引き下げが観測された第一三共<4568>の下げが目立ち、オルトプラス<3672>、T&Gニーズ<4331>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、日本電産<6594>、東京電力HD<9501>、ブリヂス<5108>が2%超、東芝<6502>が3%超の上昇で推移している。野村<8604>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、キーエンス<6861>、ソニー<6758>は小高い。また、安永<7271>、日本CMK<6958>、コロプラ<3668>などが東証1部上昇率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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