アルティメイト・オシレーター
アルティメイト・オシレーターは0~100でチャート下部に表示されます。この指標は3つの異なる期間を使用し、2つ使用するプライス・オシレーターや1つしか使用しないディスパリティ・インデックスとは異なります。この3つの期間は、低・中・速となっており、それぞれ、28、14、7に設定されています(この期間は編集ボタンから変更可)。
このテクニカル指標では相場の買われ過ぎ/売られ過ぎ、買い/売りシグナル、そしてトレンドの転換を見ることができます。
長期レンジを加えることで、他のモメンタム分析で起こる上昇トレンド時の急上昇と、その後トレンドが続伸しているのにもかかわらず下降シグナルを発生させる現象を防ぐことができます。同時に、短期レンジを加えることで、価格変動を素早く確認することができます。
変数:当初(低)・中期(中)・最近(速)、各々の期間
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
アルティメイト・オシレーター
アルティメイト・オシレーターの使用例(チャートはLSE)
解説:
相対力指数と同様にアルティメイト・オシレーターが70を超えると、買われ過ぎ(売りシグナル)、逆に30を下回る売られ過ぎ(買いシグナル)であることが分かります。
ダイバージェンスも活用できます。上昇トレンドでアルティメイト・オシレーターが平行/下に推移している場合、相場の終わりが近いことを示唆している可能性があります。同じように、下降トレンドで平行/上に推移している場合、下降トレンドの終わりと相場の転換を示唆している可能性があります。
図解:
上の図はアルティメイト・オシレーターと株価を表示した例と、それらが示すサインです(チャートはLSE)