ストキャスティックス
ストキャスティックスでは赤のラインと青のラインがチャートの下部に1~100レンジで表示されます。シグナルはラインが交差したとき、また、100か0に近づいたときに発せられます。
ファストライン:青
スローライン:赤
ストキャスティックス指標の算出方法
まず、取引レンジは該当期間の最高値から最安値を引いたものです。動きが速いライン(ファストライン)は最新の終値と直近の取引レンジ(直近のn期における最高値から最安値を引いた差)を比較したものです。動きが遅いラインはファストラインを移動平均で平滑化したものです。
スロー・ストキャスティックスも使用することができます。ここでは上記の平滑化された動きの遅いスローラインをファストラインとしてプロットし、このラインの移動平均がスローラインとしてプロットされます。
変数:K期間、D期間、高速、K MA期間
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
ストキャスティックス

ストキャスティックスの使用例 (チャートはLSE)
解説:
買いシグナル:
ストキャスティックスが20%を下回った時(売られ過ぎ)
ストキャスティックスが過去の安値を切り上げる
ストキャスティックスが20%を回復
ファストラインがスローラインを上抜け
売りシグナル:
ストキャスティックスが80%を上回る(買われ過ぎ)
ストキャスティックスが過去の高値を切り上げる
ストキャスティックスが再び80%を割り込む
スローラインがファストラインを下抜け
図解:

上の図はストキャスティックスと株価を表示した例と、それらが示すサインです(チャートはLSE)