レベル２スコープ

レベル2スコープは、板情報全体をヒストグラム(度数分布図)の形でリアルタイムで視覚表示するもので、チャート上に上書きされます。この情報は板情報の株価情報が変化する度に更新されます。表示される際の色や株価は板情報の［サマリー］と同じです。

変数：ポジション、規模

変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。

レベル２スコープ

レベル２スコープの使用例 (チャートはLSE)

解説：

バーの幅は、オーダーブック上の当該水準で売買可能な株数を表わします。また、時価に最も近いバーの端(すなわち、売り呼び値のうち最も低い価格および買い呼び値の中で最も高い価格)が、取引価格となります。言うまでもなく、最新のスプレッド（=買い気配/売り気配　スプレッド）は時価に最も近い2つのバーの開きと等しくなります。 

バーの幅は当該水準の売買可能な株数を表しますが、編集ボタンからバーの幅の上限を変更できます。また、表示される［ポジション］の数も変更することができます。

レベル２スコープ

レベル２スコープの使用例 と編集方法(チャートはLSE)

解説：

板情報でアクセス可能な銘柄に関しては、レベル２スコープで見ることができます。ただし、当該銘柄に関する情報にアクセスできない場合、あるいはその銘柄に関して板情報がない場合には、何も表示されません。

この指標により板情報全体をフォローできるため、正規のチャートよりも幅を広くすることができます。また、とりわけ流動性の高い板情報（例：NASDAQ:GOOG）を見るためには、ブロードバンド接続を推薦します。通信状態によっては表示するのに数秒かかることもあります。

マーケットメイク銘柄に関しては、バーの幅によって、特定の時点におけるマーケットメイカーの買いまたは売りの建値の比率が表示されます。そのため、バーの幅が広くなるほど、当該価格にはマーケットメイカーが多くなることを示します。

基本的に日足チャートで板情報を見るためには、表示期間を調節しないと板情報が表示されません。