フラクタル次元
フラクタル次元はチャート下部に1~2の間で表示されます。フラクタル次元が1.0に近づくと株価水準のトレンドが著しくなることを示唆します。2.0に近づいたときは逆になります。
フラクタル次元は長期的なシグナルの次元を測定する指数です。自己相似的な数値の「複雑さ」を測定します。数式で表わすと、以下のようになります:
フラクタル次元(n) = 対数(パス・レングス) / 対数(絶対レングス)
ここで、パス・レングスとは、シグナルの範囲内における現在のポイントとn期前のポイントとのすべての距離を合計した数値です。
一方、絶対レングスは、現在のポイントとn期前のポイントとの直線距離のことです。
フラクタル次元は、シグナルが直線的になるほど1.0に近付く傾向があるほか、ボラティリティに合わせて増加します。逆の場合は2.0に近づきます。
変数:期間
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
フラクタル次元
フラクタル次元の使用例 (チャートはLSE)
解説:
フラクタル次元が低いと強気トレンドを意味し、逆にフラクタル次元が高いとボラティリティの大きい/弱気トレンドを意味します。