東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。ダウ平均は小動きながら史上最高値を更新して終えた。ドル円は足元で112円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて10円高の22790円、ドル建てが45円高の22825円で取引を終えた。

 東京市場は大納会。海外の動向に大きな変化はなく、新たな手がかりには乏しい。ただ、きのうの日本株は地政学リスクを警戒して後場に崩れたが、海外市場はアジアを含めて落ち着いた動きとなっている。きのう悲観に傾いた分、きょうは反動高が期待できそうだ。きのうが不意打ちのような下げ方であったため、前場は恐る恐る戻りを試す展開になると考えるが、北朝鮮関連の報道など特段の悪材料が出てこなければ、後場にかけてはじわじわと買いが入り、そこそこ引け味良く今年を締めくくると予想する。日経平均の予想レンジは22800円−22930円。