現在、上昇変動と下降変動のどちらの勢いが強いのかを示すテクニカル指標です。RSIは相対的な売買のバランスを示し、売られ過ぎ、買われ過ぎを判断するオシレーター系の代表的な存在で日本語では相対力指数と呼ばれています。
概要
一定期間の値動きの幅のうち、値上げ幅の比率(0-100%)にて表示されます。基本的な見方は70~80%で買われ過ぎ、20~30%で売られ過ぎと判断します。
ただし、強いトレンドが発生している場合には上下どちらかにずっと滞在することもあるため注意が必要です。
※ダイバージェンス(逆行現象)・・・RSIと価格の動きが高値圏、安値圏において逆行している状況のことをいいます。このような状況があらわれた後に相場の流れが反転する可能性が高まると言われています。
開発者
J.W.ワイルダー
計算式
RSI=(一定期間の上昇幅の合計)÷(一定期間の上昇幅の合計+一定期間の下落幅の合計)×100