東京市場は大幅高か。先んじて2018年のマーケットが開いている米国株が連日で強い動きとなっており、日本株にも好影響が見込まれる。2日にはナスダック総合が終値で7000p台に乗せ、きょうはS&P500が2700p台に乗せた。ドル円は小動きで足元では112円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて410円高の23160円、ドル建てが450円高の23200円で取引を終えた。

 CME225先物水準からは、日経平均は節目の23000円を大きく上回ってのスタートが想定される。昨年後半は23000円が壁となるような動きが続いていたが、年明け早々に同水準をあっさり上回る展開となれば、先高期待が高まり、売りは手控えられる可能性が高い。年初のご祝儀的な買いも期待できる。大きく水準を切り上げて始まると予想される分、寄った後の上値は限定的となりそうではあるが、23000円より上で良好な地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは23000円−23350円。