9時45分時点の日経平均は前日比89.58円高の16688.25円。寄り付き値から上げ幅を広げる展開に。本日の日経平均は買い先行で始まった。欧州金融リスクがくすぶるなか、米国市場は反落となったが、原油相場の上昇や9月の米ISM製造業景況指数が予想を上振れたことが材料視されている。また、為替市場では1ドル102円台と円安に振れて推移していることも安心感につながっている。<br/><br/>また、ノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になったたんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが選ばれたことから、バイオ関連の一角に関心が集まっている。コスモ・バイオ<3386>は買い気配、先週末からは利食い売りが優勢となっていたタカラバイオ<4974>は大幅反発で高値更新。<br/><br/>東証1部の騰落状況は値上がり1142銘柄、値下がり640銘柄。値上がり率上位銘柄は、ホクシン<7897>、東京機械<6335>、C&Fロジ<9099>、ソフトバンク・テクノ<4726>、GSIクレオス<8101>など。値下がり率上位は、キムラタン<8107>、さが美<8201>、システムインテグレータ<3826>、不二越<6474>、東京産業<8070>など。<br/><br/>【東証一部の騰落状況】<br/>値上がり数   1142<br/>値下がり数   640<br/>変わらず     196<br/>値付率    99.9%<br/><br/>

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