パラボリックSAR
パラボリックSAR(Stop and Reverse)は、時にパラボリックタイム・プライスシステム(Time Price System)とも呼ばれます。パラボリックSARは通常より高い確率で株価の転換方向に動く際に算出することで使用することができます。
価格線の上部また下部にシグナルが表示されます。編集ボタンの[加速]ボタンで感度を1(強)~0.001(弱)に変更できます。
変数:加速、最大加速
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
Parabolic SAR

パラボリックSARの使用例(チャートはLSE)
解説:
上昇トレンドの場合は、SARは直前の下降トレンドの最安値を起点に上昇し、当日を起点に当該水準でパラボラ(放物線)が描かれます。株価が新高値に接近する度に、放物線は時価に向かって加速します。SARが株価の下にあることで上昇トレンドであることが分かります。
下降トレンドの場合は、SARは直前の上昇トレンドの最高値を起点に下降し、当日を起点に当該水準でパラボラ(放物線)が描かれます。SARは株価が下落すると共に落ち、株価の上にあることで下落トレンドであることが分かります。
SARが株価の日足と接触すると、トレンドは収束したものとみなされ、新しいSARが直前の上昇トレンドにおける最高値を起点に反対方向に向けてパラボラが描かれます。
解説:パラボリックSAR

上の図はパラボリックSARと株価を表示した例と、それらが示すサインです(チャートはLSE)