MACD
移動平均収束拡散(MACD)
移動平均収束拡散(MACD)は株価のモメンタムとトレンドを読み取るために使われます。また売りと買いのシグナルとしても働きます。
変数:期間1、期間2、期間信号
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
移動平均収束拡散(MACD)
移動平均収束拡散(MACD)の使用例 (チャートはVodafone)
移動平均収束拡散(MACD)の見方:
MACDは赤のライン、青のラインそしてヒストグラム(棒グラフ)を表示します。このテクニカル分析は指数平滑移動平均(EMA)を使用します。赤のラインは長期の移動平均から短期の移動平均を引いたものです。このラインは主にMACDまたはファスト・ラインと呼ばれます。青のラインは赤のラインの移動平均です。このラインは主にMACDシグナルライン、またはスロー・ラインと呼ばれます。チャート上のヒストグラム(棒グラフ)は赤と青のラインの差を表します。これは青ー赤の値の計算式で算出されます。
解説:
クロスオーバーの例 上の図がMACDの二つのラインが交差する例と、それが示すサインですMACDはいくつかの違う読み方をすることができます。赤と青のラインがクロスオーバーすることでといくつかのシグナルが読み取れます。赤のラインが青のラインをクロスオーバーし上昇すると買いシグナルとなり、青のラインが赤のラインをクロスオーバーし上昇すると売りシグナルとなります。
赤のラインが0軸をクロスする際も違うシグナルが読み取れます。赤のラインが0軸を上抜けすると買いシグナル、下抜けすると売りシグナルとなります。
逆行現象(ダイバージェンス)も指標として使うことができます。赤のラインが相場の流れと逆方向に動いた場合、近い将来相場が底を打つ可能性を示しています。
移動平均収束拡散(MACD)の使用方法:
編集ボタンでいくつか修正、変更を加えることが出来ます。期間1、期間2は赤のラインを算出した長期・短期の移動平均の値です。期間1はより短い期間の指数平滑移動平均で、期間2はより長い期間のものです。期間信号は青のライン(指数平滑移動平均)を変更する時に使います。