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レベル2スコープ(れべる2すこーぷ)

レベル2スコープは、レベル2のオーダーブック全体をヒストグラム(度数分布図)の形でビジュアルにリアルタイムで表示するもので、チャート上で上書きできる。レベル2の株価情報が変化する度に、この情報は更新される。表示される色使いや株価は、レベル2のオーダーブックの「Summary」と同じ。

バーの幅は、オーダーブック上、当該水準で売買可能な株数を表わす。また、時価に最も近いバーの端(すなわち、売り呼び値のうち最も低い価格および買い呼び値の中で最も高い価格)が、取引価格になる。言うまでもなく、最新のスプレッドは時価に最も近い2つのバーの開きと等しくなる。

バーの幅の上限を編集できるほか、表示される「ポジション」の数も編集することができる。

レベル2でアクセス可能な銘柄に関しては、レベル2スコープで見ることができる。ただし、当該銘柄に関する情報にアクセスできない場合、あるいはその銘柄に関してレベル2の情報がない場合には、何も表示されない。

この指標によりオーダーブック全体がトレースできるほか、正規のチャートよりも幅を広くすることもできる。とりわけ取引が活発なオーダーブック(例えば、ナスダックのGOOG)を見る場合は、ブロードバンド接続を推奨する。接続スピードによってはセレクトしてから表示されるまで数秒かかることもある。

マーケット・メークされている株式については、バーの幅によって、特定の時点におけるマーケット・メーカーの買いまたは売りの建値の比率が表示される。バーの幅が広くなるほど、当該価格にはマーケット・メーカーが多くなることを示す。

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