上場会社が株式分割等で新株を発行する場合、新株券が実際に交付されるまで一定期間の日数がかかる。そのため、この間の売買の機会を与えるため、新株券が未発行の段階で売買を行い、新株券の発行から一定期間を経過した日に決済を行う取引のことを「発行日決済取引」という。

※2005年1月4日以降を割当日(基準日)とする株式分割から、割当日の翌日を効力発生日とし、あわせて株式分割により発行される株券の発行日決済取引は廃止された(対象株券が証券保管振替機構に預託されている場合に限る)。