東京市場は堅調か。東京市場が休場の間の海外市場はしっかり。米国では税制改革法案やFRB議長人事が好感された上に、10月雇用統計も安心感のある内容となった。3日には主要3指数がそろって史上最高値を更新している。為替市場ではドルが買われ、ドル円は114円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて125円高の22605円、ドル建てが145円高の22625円で取引を終えた。

 米国市場も東京市場同様に強い動きが続いており、良好な外部環境を受けて買いが優勢の展開を予想する。トランプ大統領が来日しており、きょうは日米首脳会談が開催される。関連ニュースなどが場中の刺激材料となる可能性があり、北朝鮮リスクなども意識されやすいタイミングでもあるが、総じて強い地合いは維持される可能性が高い。日経平均は先週末に22500円を上回り、CME225先物水準からは週明けから一段高のスタートが見込まれる。引き続き決算集中期で売りも出しづらく、高値更新基調が継続すると予想する。日経平均の予想レンジは22550円−22700円。