東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。米国では予算案が下院を通過し、税制改革の実現期待が高まった。また、良好な経済指標も買い材料となった。ドル円は112円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて60円高の20700円、ドル建てが90円高の20730円で取引を終えた。

 米国では4日連続で主要3指数がそろって史上最高値を更新しており、強い米国株の動きに買い安心感が一段と強まる展開を予想する。東京市場は三連休前でもあり、利益確定売りが上値を抑える要因にはなるが、ここまでの米国の経済指標から、今晩の米雇用統計への期待も高まりやすく、良好な地合いは続くと考える。ただ、ここ2日間は場中の動きが乏しくなっており、きょうも様子見から場中は小動きを予想する。日経平均の予想レンジは20650円−20750円。