コポック指標は、1962年にエドウィン・セジュイック・コポックによって考案された。コポックの説明によると、直近の変化率を加算することによって市場の地合いを判断し、市場のモメンタムについて情報を得ることができる。従って、1年前(たまたまこれが最も一般的な間隔になっている)の価格と比較し、今月は前年同期比で15%上昇、同じく前月は12.5%上昇、さらにそれ以前の月は、前年同期比でそれぞれ10%、7.5%、5%上昇したことが明らかになり、市場でモメンタムが形成されつつあること、ならびに移動平均線が上抜けする機会を待ち構えるトレーダーのように、マーケットに参入することもできる。

適応レベルに関する原則は、所得水準、株価のほか、それ以外のほとんどすべての変数を判定する方法にも適用される。心理的には、相対性が優先される。

コポック指標は、当該株式の単純移動平均の価格変化率の指数平滑移動平均という形で計算される。各々の期間については分析タブの中にある編集ボタンを使って調整することが可能。