16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円81銭まで下落後、110円72銭まで上昇し、110円71銭で引けた。予想を下回った米5月住宅着工件数を受けてドル売りが一時優勢となった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、市場の予想通り大規模緩和の据え置きを決定。同時に発表されたメンバー予測において、成長とインフレ見通しを引き上げ、利上げ開始時期の予想が前倒しされたため、金融緩和策の早期縮小観測が強まり、長期金利が急伸したことからドル買いが加速した。<br/><br/>ユーロ・ドルは1.2128ドルから1.1995ドルまで下落し、1.1997ドルで引けた。ユーロ・円は133円36銭から132円69銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.4133ドルまで上昇後、1.3983ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8982フランから0.9088フランまで上昇した。<br/><br/>

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