本日のマザーズ市場では、押し目買いや買い戻しの動きが優勢となった。アジア株や時間外取引のNYダウ先物の上昇を追い風に日経平均が大幅反発し、マザーズ市場でも投資家心理が改善した。マザーズ指数は前日までの下げが特にきつく、昨年8月以来の安値水準となっていたため、値ごろ感も意識されたようだ。なお、マザーズ指数は大幅反発、売買代金は概算で1482.76億円。騰落数は、値上がり274銘柄、値下がり70銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/> 個別では、GNI<2160>が売買代金トップで18%近い大幅上昇。第1四半期の大幅増益決算が好感された。ITbookHD<1447>やキャリア<6198>はストップ高水準で取引を終えた。その他、時価総額上位のメルカリ<4385>やJMDC<4483>、売買代金上位のAIinside<4488>やミンカブ<4436>、BASE<4477>などが堅調だった。一方、時価総額上位ではフリー<4478>が小安く、売買代金上位ではQDレーザ<6613>やバルミューダ<6612>が軟調。FFJ<7092>や交換できるくん<7695>の下げが目立ち、ウィルズ<4482>が下落率トップとなった。<br/>

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