15日のドル・円は、東京市場では108円98銭から108円79銭まで反落。欧米市場では、108円90銭まで買われた後、108円61銭まで下落し、108円76銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に108円台後半で推移か。中国の1-3月期GDPなどの経済指標が有力な手掛かり材料となりそうだ。市場予想を上回った場合、ドル売り・円買いは縮小する可能性がある。<br/><br/>16日発表される中国の1-3月期国内総生産(GDP)は、前年同期比+18%台の高い伸びとなる可能性がある。前期比の伸び率は10-12月期との比較で鈍化する見込みだが、堅調な設備投資や外需の伸びが経済成長に寄与する状況は変わらないとみられる。一部産業における過剰な設備投資、企業債務の増大、欧米諸国との対立などが懸念されているが、それでも2021年の経済成長率は7%台になるとの見方は少なくない。1-3月期GDPが市場予想と一致した場合、中国経済の持続的な成長への期待は高まり、日本経済にも好影響を与える可能性がある。<br/><br/>

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