日本アジア投資<8518>は21日、グループ会社の瀋陽日亜創業投資管理有限公司(以下、JAIC瀋陽)が、中国瀋陽市の瀋陽高新技術産業開発区管理委員会及び、中国大手不動産デベロッパー企業グループ「万科集団」子会社の瀋陽万科企業有限公司(本社:中国瀋陽市、以下、瀋陽万科)との間で、万科集団による「瀋陽・万科中日産業パーク」の建設にあたり、共同でファンドを設立し、産業パークへ進出する企業を支援する旨の協力協定を締結したと発表した。<br/><br/>同産業パークは、日中協力工業団地、住宅・庭園などのコミュニティ地区、日本風商業街、国際教育地区の4つのエリアで構成される計画。JAIC瀋陽は、これまでの中国国内におけるファンド運営の知見を活かし、瀋陽万科と共同で、同産業パークへ進出する日本企業や中国企業の支援を行うためのファンドの設立を目指して関係者との協議を進める方針だという。<br/>なお、この協力協定は、締結した3者間で包括的な日中協力交流プラットフォームと資本マッチングプラットフォームを構築することを目的としたもの。今後、特定のプロジェクト状況に応じたプロジェクト協力協定を別途締結し、詳細を決定していくとしている。<br/><br/>同社は、2011年に瀋陽市に100%出資のグループ会社であるJAIC瀋陽を設立。2013年には瀋陽市初となる外資系ベンチャーファンドを設立し、これまでに7社に投資をしている。<br/><br/><br/>

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