21日のマザーズ先物は前日比55.0pt高の1279.0ptとなった。なお、高値は1279.0pt、<br/>安値は1224.0pt、取引高は4754枚。本日のマザーズ先物は、米国市場が上昇したことや、ナイトセッションが堅調に推移した流れを引き継ぎ、続伸でスタートした。現物株の寄り付き後は、時価総額上位の銘柄が軒並み高となり、相場をけん引したことでマザーズ先物は徐々に上げ幅を拡大し、大引けまで強含みとなり、高値引けで本日の取引を終了した。IIJ<3774>の21年3月期第3四半期決算でクラウドサービスが堅調に推移したことから、営業利益が前年同期比5割増の90億円程度と日本経済新聞社が観測記事を報じたことで時価総額上位のフリー<4478>などクラウド関連の銘柄が大幅高したことが相場の上昇に寄与したようだ。また、BASE<4477>やメルカリ<4385>など時価総額上位の巣籠り関連銘柄も上昇し相場を下支えした。日足チャートではもみ合いしていた75日線を上放れしており、力強い値動きとなった。

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