26日のニューヨーク外国為替市場でポンドは、ジョンソン英首相報道官発言「対面交渉を希望しているもののEU次第」や英大衆紙デイリーエクスプレス報道「交渉は完全に行き詰っている」などで下落、ポンドドルは1.3322ドル、ポンド円は138.93円まで下落した。
ドル円は、米国市場が感謝祭の祝日で休場となり取引材料に乏しい中、104.22円までじり安に推移した。ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(10月28−29日分)で「新型コロナウイルス感染拡大による景気回復の遅れや低インフレ長期化への懸念」が表明され、「必要なら追加緩和を実施する」との見解が示されたことで1.1885ドルまで軟調推移。
本日の東京外国為替市場のドル円は、ニューヨーク市場が感謝祭翌日のブラック・フライデーで短縮取引のため閑散取引が予想されるものの、世界的な新型コロナウイルス感染第3波を受けて上値は限定的だと思われる。
ドル円のオーダー状況は、上値には、104.50-70円に断続的にドル売りオーダー、104.80円にドル売りオーダー、超えるとストップロス買い、104.90-105.00円にもドル売りオーダーが控えている。下値には、104.10-20円に断続的にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売り、104.00円にドル買いオーダーが控えている。
ドル円のテクニカル分析では、攻防の分岐点である一目・基準線104.43円(過去26日間の高値・安値の中心値)と一目・転換線104.21円(過去9日間の高値・安値の中心値)の間で推移しており、放れに就くスタンスで臨むことになる。
ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(10月28−29日分)で12月10日の理事会での追加緩和措置が示唆され、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡大と延長、市中銀行へのさらなる長期資金提供への期待感が高まったことで伸び悩む展開となっている。
ポンドドルは、本日、バルニエEU離脱首席交渉官が、EU加盟27カ国の外交当局者に交渉に関する最新情報を伝え、沿岸諸国の漁業担当相にも説明を行う模様で、英国との交渉が前進するとの期待感が高まり底堅い展開となっている。

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